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ニュース&トピックス >> 次回展覧会予告 ハンス・コパー展-20世紀陶芸の革新-
次回展覧会予告 ハンス・コパー展-20世紀陶芸の革新-
東西の陶芸文化に触れ伝統的な手法からやきものの美を追求したリーチとは異なり、リーやコパーの作品は、都会的なモダンデザインや建築空間を意識した作品であるといえるでしょう。とりわけコパーの作品は、ロクロによって成形され、表面の装飾により陰影をはらみ洗練された彫刻作品のたたずまいをみせています。こうした点からコパーは、うつわを超えて陶芸の新しい可能性の発見へと領域を広げた、陶芸の美的価値に新たな局面を開いた作家として、イギリスのみならず世界の20世紀における陶芸の展開に大きな足跡を残したといえます。
1920年コパーは、ドイツのザクセン州ケムニッツに生まれました。父親がユダヤ人であったことから、迫害から逃れ1939年にはロンドンに亡命し、第二次大戦中にさまざまな困難を乗り越えながらも、彫刻家になる夢を抱いていました。コパーに転機が訪れるのは終戦後、仕事を求めていた頃、オートクチュールのボタンづくりをしていたルーシー・リーとの出会いでした。その後、二人は終生深い友情で結ばれ、お互いに影響を与えながら、それぞれのスタイルを築いていったのです。
本展は、そうしたコパーの生涯と芸術を、日本で初めて紹介する大規模な回顧展です。素描やリーとの共同制作で知られるテーブル・ウェア、建築空間への陶芸からのアプローチ、ミケーネやエジプトなどのアルカイックな古代文明の作品に刺激を受け現代的な造形へと昇華させたキクラデスやスペード・フォームなど、初期から最晩年にいたるコパー芸術の全貌を、ご遺族のジェイン・コパー氏の全面協力を得て展観いたします。
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ルーシー・リー ハンス・コパー「コーヒーセット」1955年頃 |
右:ポット(1973年頃) 左:ポット(1950年代初め) |
会 期
平成22年3月13日(土)~6月17日(木)
休館日:月曜休館
ただし3月22日(月祝)は開館し23日(火)は休館、
5月3日(月祝)は開館
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は4時30分まで)
主 催
滋賀県立陶芸の森、日本経済新聞社
企画協力
株式会社 ヒュース・テン
後援
ブリティッシュカウンシル、滋賀県教育委員会、甲賀市、
NHK 大津放送局(3か所は予定)
協力
日本航空
出品作品
イギリス、ドイツの主要なコレクター、国内の美術館等から借用する約110点に加えて、コパーの芸術との深い関係を示すリー作品約20点を展示予定。
観覧料
一般 700円(560円)高大生 500円(400円)
中学生以下無料、( )内は20名以上の団体料金
関連行事
(1)講演会「ハンス・コパーとルーシー・リー、そしてわたしの制作」(仮称)
ハンス・コパーに学んだ生徒のひとりで陶芸評論家であるアリソン・ブリトンが、二人との交流から作品制作までを振り返ります。また、ブリトンが陶芸の森創作研修館でゲストアーティストとして、滞在制作した様子も語ります。
講 師:アリソン・ブリトン(陶芸家)
日 時:平成22年4月18日(日) 13:30~16:00
場 所:陶芸の森信楽産業展示館、創作研修館スタジオ
参加料:無料
申込み:先着200名
(2)世界にひとつの宝物づくり(子ども向け体験講座)
「コパーとルーシーも作っていた!すてきなボタンをつくろう!」
日 時:平成22年6月5日(土)
午前の部10:00~12:30/ 午後の部13:30~16:00
申込み:事前申込(電話FAX、E-メール、葉書)
(3)学芸員による展覧会解説
・スライドレクチャー「ハンス・コパーとルーシー・リーの陶芸」
日 時:平成22年4月25日(日) 14:30~15:30
場 所:視聴覚室
・ギャラリートーク
日 時:平成22年3月22日(祝)、5月2日(日)、5月30日(日)、
いずれも13:30~(所要時間40分)
場 所:陶芸館 展示室
(4)ミュージアムショップ
ハンス・コパーやルーシー・リーに関連する書籍やカタログ、出品作品のポストカードや、展覧会オリジナルグッズなどの特集コーナーを開設します。
同時開催
陶芸館ギャラリー
「アーティスト・イン・レジデンス企画展 森野彰人展」
会 期:平成22年3月13日(土)~3月31日(水)



