滋賀県立 陶芸の森:やきものの里、信楽(しがらき)にある 芸術と美しい自然に囲まれた森

陶芸の森イベントなど

陶芸の森イベントなど陶芸の森イベントなど

展覧会情報

展覧会情報 >> 特別企画展「陶の"うつわ"と"かたち"」パート1

特別企画展「陶の"うつわ"と"かたち"」パート1

特別企画展陶のうつわとかたちパート1平成21年4月19日(日)から6月28日(日)

 人と"やきもの"の出会いは、約一万二千年前に遡ります。土を炎で焼くと固くなることを知った人々は、さぞ驚いたことでしょう。以来"やきもの"は、人々の暮らしを支える道具、また心や感情を表現する素材として、文化の発展に重要な役割を担ってきました。
  食や住は人が生活を営む上で、最も重要な要素のひとつといえるでしょう。先人たちは"うつわ"の質感や色彩、絵模様に四季折々の風情や精神性を求めてきました。現代のつくり手たちも、それぞれの時代認識のもとに、独自の"うつわ"像を模索しています。
 また、近代化のなかで芽生えたつくり手の芸術への意識は、使うことを目的としない、自由な造形表現を可能にしました。つくり手たちは伝統に向き合い、"やきもの"で表現することの意味を自己に問いながら、現代における陶の"かたち"を追求しています。
 本展では、"うつわ"と"かたち"をテーマに、受容と変革を繰り返しながら、多彩な展開をみせてきた陶表現の魅力を二回シリーズで紹介します。暮らしの彩りと愉しみ、静寂と詩情、ユーモアなど...、"やきもの"を通して得られる感情やイメージは、きっとみなさんの感性に響くことでしょう。この機会に是非、陶芸の森で体感してください。

【主 催】滋賀県立陶芸の森 京都新聞社

【後 援】滋賀県教育委員会 甲賀市 NHK大津放送局 BBCびわ湖放送

【会 期】 平成21年4月19日(日)~9月12日(土)
Part1:平成21年4月19日(日)~6月28日(日)
Part2:平成21年7月 5日(日)~9月12日(土)
〔休館日〕月曜日、7月21日(火)〈5月4日と7月20日は開館〉
※平成21年6月29日(月)~7月4日(土)は展示替のため休館

【会 場】滋賀県立陶芸の森 陶芸館

【観覧料】一般450円(360円)、高大生300円(250円)
中学生以下無料
( )内は20名以上の団体料金

※5月17日(日)は 「国際博物館の日」 オリジナルポストカードを先着30名様にプレゼント!

インターネット割引券―ここをクリック



●Part.1 使ってみたい 愉しみの"うつわ"/心を潤す 癒しの"かたち"
セクションⅠ 使ってみたい 愉しみの"うつわ"

 私たちの暮らしには、さまざまな「やきもの」があります。なかでも、調理用の鍋や料理を盛り付ける食器、花を活ける花器など生活を演出する"うつわ"は、最も身近な「やきもの」といえるでしょう。また、土の質感や釉薬の色合い、装飾など種類も豊富です。
  手に触れ、目で眺め、心で愉しむ...。日本では、料理や生活の空間に"うつわ"を取り合わせながら、自然の風情を愉しむ「やきもの」文化が育まれてきました。その伝統は今日まで受け継がれ、数多くのつくり手が現代の"うつわ"のあり方を日々模索しています。
  生活の近代化が進展するなか、"うつわ"表現も時代とともに多様化してきました。湖国の風土に育まれた近江の古陶磁や陶芸家の作品、現代感覚のクラフト製品など。ここでは、生活と「やきもの」という視点から"うつわ"を紹介し、その多彩な魅力に迫ります。


門工房「柿釉茶器揃」昭和37年(1962年)頃
 

栄木正敏「表面張力の器」シリーズ」
平成9~10年(1997-98年)

湖南焼(永楽保全)「古染付写山水文扇形向付」
江戸時代後期(19c前半)

梅林焼「三彩丸形茶入」江戸時代後期(18-19c前半)
 

姥ケ餅焼「唐津写茶碗」江戸時代後期(19c前半)

杣山焼「松竹梅建水」江戸時代後期(19c前半)

□暮らしを彩る"うつわ"
北大路魯山人/小川顕三/神崎継春/都丸俊夫/鈴木茂至/栄木正敏/神山清子/
レギーナ・アルテール/広川純/柳原睦夫/辻勘之/バイロン・テンプル/ナタリー・ラーデンマキ/インゴ・ロッケア/
永楽保全(湖南焼)/湖東焼/富本憲吉/門工房/熊倉順吉/大西忠左/
ルーシー・リー&ハンス・コパー/セツコ・ナガサワ(永沢節子)/木﨑陽三/藤田長夫/前川俊一/
廣川みのり/谷川菁山/小山研一/梅林焼/竹中浩

□湖国を彩る近江の茶陶
膳所焼/湖東焼/梅林焼/通庵焼/古信楽/姥ケ餅焼/臨湖焼/比良焼/杣山焼/
瀬田(門平)焼/唐崎焼/石山焼

セクションⅡ 心を潤す 癒しの"かたち"

 土独自の質感と自在な可塑性、また釉薬や絵付けに焼成など。「やきもの」は幅広い可能性を秘めた素材といえるでしょう。こうした陶の特性はつくり手の感性を刺激し、現代美術の動向と連動しながら、実用性を超えたさまざまな"かたち"が創り出されました。
  つくり手の制作意識が多様化するなか、現代の陶表現は多彩な展開をみせています。陶の"かたち"は、個々のつくり手の動機や経験、そして時代認識によるものともいえるでしょう。現代に陶で表現する意味を問いながら、独自の"かたち"を追求しています。
  陶による表現に独自性を追求する姿勢は同じでも、つくり手の「やきもの」観により、イメージの"かたち"は実に多種多様です。ここでは、芸術表現という意図から制作された"うつわ"や、静寂と詩情の心象風景をイメージさせる陶の"かたち"を紹介します。



グレイソン・ペリー(イギリス)「PR」
平成4年(1992年)

宇野三吾「ハニワ形花器」昭和25年(1950年)頃

ガーリ・モーラ「蹲」平成6年(1994年)

トシコ・タカエズ(アメリカ)「シガラキ」平成5年(1993年)

深見陶治「天空Ⅲ-1」平成3年(1991年)

安田全宏「雲流れる」1980-90年代

□主張する"うつわ"たち
ピーター・ヴォーコス/ケネス・プライス/エイドリアン・サックス/ルドルフ・スタッフェル/ケン・ファーガソン/
アリソン・ブリトン/グレイソン・ペリー/メアリー・ロジャース/ケン・イーストマン/ゴードン・ボルドウィン/
ユーエン・ヘンダーソン/ドロシー・フェイブルマン/クラウディ・カサノバス/バブス・ハーネン/ローズマリー・ベネディクト/
カティ・トゥオミネン=ニイーットゥラ/
林康夫/岡本素六/中西美和/三浦省吾/鈴木五郎/寄神千恵子/佐藤和彦/大西忠左/
川瀬竹秋/山田晶/宇野三吾/滝口和男/石田有作/西尾瑞舟/神山易久/
澤清嗣/ガーリー・モーラ

□静寂と詩情の"かたち"
ヘンリック・アッレルト/トシコ・タカエズ/マリア・ゲスラー・ガーズリー/イムレ・シュラメル/ルディ・オーティオ/洪英淑/
宮永東山(三代)/林秀行/鈴木治/熊倉順吉/藤平伸/ポンペオ・ピアネッツォーラ/大塚茂吉/
八木一夫/山田光/三輪休雪(十二代)/笹山忠保/宮下善爾/河野榮一/安田全宏/
大原薫/角田新藏/深見陶治/髙橋政男/川崎千足


関連イベント情報(4月-6月)

 滋賀県立陶芸の森では、現在開催中の特別企画展「陶の"うつわ"と"かたち"」〈Part.1使ってみたい 愉しみの"うつわ"/心潤す 癒しの"かたち"〉と関連して、4月下旬から6月にかけて下記の企画を開催します。 
〈観て〉〈作って〉〈食べて〉大人から子どもまで、手軽に楽しんでいただける企画となっています。信楽の美しい新緑とともに、「やきもの」をじっくりと味わっていただけますので、ぜひとも春の行楽シーズンに陶芸の森へお越しください。

■楽しみ その1【観 る】
□ギャラリートーク
担当学芸員が、展覧会の楽しみ方や作品の
見所を解説しながらご案内します。
日 時:4月29日(水・祝)、
5月24日(日)、6月14日(日)
時 間:各日程とも午後1時30分から2時30分
(1時間程度)
参加料:無料(但し当日の入館チケットが必要)
※写真は昨年度の実施風景

■楽しみ その2 【作 る】
□一般向け体験講座〔事前申込制〕
「手にとって、使ってみたい 楽焼の"うつわ"に挑戦!」
日 時:6月21日(日)-焼成:7月4日(土)・5日(日)実施
時 間:午前10時30分~午後3時   
*好評につき、本講座の申し込み受付は終了しました。
※昨年度の楽焼焼成風景

□子ども向け体験講座〔事前申込制〕
プロの陶芸家の仕事場を訪ねて...「手にとって、使ってみたい "お皿"をつくろう!」
陶芸家神山清子氏の仕事場を見学し、神山氏とともに使ってみたいマイ食器を制作します。
日 時:6月20日(土) 午前10時~午後3時
講 師:神山 清子氏    定 員:20名(先着順)
料 金:1,000円(焼成費を含む)
*高校生(1,250円)、一般(1,920円)
※写真は昨年度の制作風景

■楽しみ その3 【食べる】
□ミュージアム・カフェ「使ってみたい"うつわ"カフェ!」
4月29日(水・祝)
5月2日(土)
5月3日(日)
5月4日(月・祝)
5月 5日(火・祝)
各日程とも午前10時~午後3時30分

-Part2 華やぎと味わいの"うつわ"/驚きと発見!ユーモラスな"かたち" の展覧会情報は6月中旬に更新します-

▲ go to TOP

Google広告欄

財団法人 滋賀県陶芸の森
〒529−1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 Phone. 0748-83-0909  Fax. 0748-83-1193
Copyright © 2003-2009 The Foundation of Shigaraki Ceramic Cultural Park. All Rights Reserved.