滋賀県立 陶芸の森:やきものの里、信楽(しがらき)にある 芸術と美しい自然に囲まれた森

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展覧会情報 >> 「ー美と食の巨人が挑んだ世界ー」 「特別展 没後50年 北大路魯山人」 -会期:平成21年9月19日(土)~12月13日(日)-

「ー美と食の巨人が挑んだ世界ー」 「特別展 没後50年 北大路魯山人」 -会期:平成21年9月19日(土)~12月13日(日)-

「特別展 没後50年 北大路魯山人ー美と食の巨人が挑んだ世界」

美と食の巨人が挑んだ世界

特別展「没後50年 北大路魯山人」

「美と食の巨人」とよばれた北大路魯山人(1883-1959)。その類い希なる審美眼により、美食と陶芸のみならず、多彩な分野に足跡を残しました。魯山人は日本各地のつくり手らと交流を重ね、自らの芸術の世界を広げていったことが知られていますが、書家として活躍した30歳の頃には、滋賀県の長浜の実業家らとの親交を通じて日本画家・竹内栖鳳(たけうちせいほう)に出会い、栖鳳をはじめ京都画壇の画家たちの印象を彫ることになりました。また九谷焼の須田菁華(すだせいか)の仕事場で絵付けを初めて体験したことが、作陶への第一歩へとつながったといわれています。一方で、自らの美的観念を追究するがあまりにとった彼の破天荒にして居丈高な言動や、作陶のタブーを破ったともいえる我流の制作方法は、魯山人の人としての傲慢な人物評をも残しました。しかし、その個性的な生き様と共に彼が遺した作品は、現在もなお多くの人々を魅了し続けているのです。没後50年を期に開催される本展では、魯山人の芸術活動の出発点となる書や篆刻をはじめ、陶芸、絵画、漆芸、金工など約230点の作品を通じて、魯山人の芸術を改めて見つめ直したいと思います。


「自画像」 昭和12年(1937)年制作


「志野橋之絵茶碗」 昭和20年代(1945-55)

※画像の無断転載(二次使用など)は禁止します。


【会期】平成21年9月19日(土)~12月13日(日)


【主催】滋賀県立陶芸の森、NHK大津放送局、NHKプラネット近畿

【後援】滋賀県教育委員会、甲賀市、エフエム京都

【観 覧 料】一般 850円(680円)

      高大生 650円(520円)

      中学生以下無料 (  )内は20名以上の団体料金



特集展示「星岡茶寮の器」

「星岡茶寮」は、大正14年(1925)三月に東京赤坂に開設され、魯山人が顧問兼料理長をつとめた会員制高級料亭です。料理はもちろんのこと、部屋のしつらえ、客あしらいまで、魯山人の類い希なる感性がいかんなく発揮されました。星岡茶寮の器は、まさに「魯山人の器の原点」といえるものでありながら、この茶寮でどのようなものが使われていたのか、詳しくはわかっていませんでした。今回の展覧会では、近年の調査で明らかになった「星岡茶寮の器」を初公開しています。



「青磁双魚文小向付」大正13年制作
「絵瀬戸十草文手塩皿」「染付吹き墨徳利」「赤地盃」
「瀬戸枕流箸置」昭和元~10年制作(料理「懐石辻留」)

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魯山人の陶芸 -「食器は料理のきもの」-

 美食家として知られた魯山人は、料理を演出するための器を作ることから作陶の道へと進みました。大正15(昭和元)年には、北鎌倉の地に星岡茶寮で使用する器を焼成するため「星岡窯」を開窯。多くの陶工を従えて本格的な作陶を行いました。魯山人の器は、古染付や呉洲赤絵などの日本人に珍重されてきた中国古陶磁や、この当時に古窯が発見されて大きな注目を浴びた美濃焼の織部、黄瀬戸、志野、また京焼・乾山焼など、先人たちの名器に着想を得ています。しかしそれは単なる「写し」にはとどまらず、魯山人の鋭い審美眼をもって、美のエッセンスを当意即妙に取り込んだ点に魅力があるといわれます。


「金彩雲錦大鉢」 昭和25(1950)年制作


「信楽灰被壺」昭和31(1956)年制作

※画像の無断転載(二次使用など)は禁止します。

魯山人の刻字と書

 書は魯山人の芸術活動の出発点です。15歳の頃に懸賞書道に入賞したのを初めに、21歳の時に日本美術展覧会に隷書「千字文」を出品して1等賞2席を受賞するなど、若くしてその才能を発揮しました。篆刻にも取り組み、多くの文化人たちとの出会いを通じて、滋賀、京都、福井、金沢を巡り、刻字看板の制作を行いました。30代初めの魯山人が、商人・河路豊吉の援助のもと食客として滋賀・長浜に滞在した時代に制作した濡額や書なども出品されます。


長浜滞在時代の作品 濡額「同風軒」 大正2(1913)年制作


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魯山人の絵画

 魯山人の絵は、陶磁器の絵付けと同様にその即興性に魅力があるといわれます。書家として筆を運ぶことには長けていた魯山人が、わき出る興趣にまかせ、自在に絵筆を走らせた絵画は、その筆捌きの妙に見所があります。


「今年のお花見は星岡茶寮へ」 昭和11(1936)年制作
(星岡茶寮誌『星岡』に掲載された星岡茶寮花見会案内の原画)


「赤絵鉢之図」昭和16(1941)年制作

※画像の無断転載(二次使用など)は禁止します。

魯山人の漆芸

 美食を究め、料理を演出するための器を追い求めた魯山人にとって、和食器の重要な一角をになう「漆芸」の世界に足を踏み入れることは必然であったといえるでしょう。制作は辻石齋や遊部重二ら塗師に依頼し、魯山人は器の形や意匠の細かなところまで指示をしました。太陽と月を金と銀の円であらわす伝統的図様をアレンジし、器に大胆に配した「日月椀」は代表作といえるものです。


「一閑張日月椀」昭和10年代制作


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関連行事

1.ギャラリートーク(学芸員による展示解説)

  10月4日(日)、11月22日(日)


2.一般向け体験講座Ⅰ(しがらき学ノススメ穴窯講座を兼ねる)

 「魯山人風・信楽花入れをつくる」

  9月27日(日) 午前10時30分~午後4時頃まで

  講師:神山直彦氏(陶芸家・日本工芸会正会員)

  参加費:8,500円(「北大路魯山人展」鑑賞チケット付き)

  ※好評につき定員一杯になりました。ありがとうございました。


3.一般向け体験講座Ⅱ(しがらき学ノススメ技法別講座を兼ねる)

 「魯山人風・椿文鉢に挑む!」

  11月8日(日) 午前10時30分~午後4時頃まで

  講師:鈴木茂至氏(陶芸家・甲賀市指定無形文化財保持者)

  参加費:4,500円(「北大路魯山人展」鑑賞チケット付き)

   ※好評につき定員一杯になりました。ありがとうございました。


4.子ども向け体験講座Ⅰ

 「気分は巨匠・魯山人!ごちそうの日のはし置きを作ろう」

  10月31日(土) 午前の部/10時~12時30分

              午後の部/1時~4時

  講師:津守愛香氏(陶芸家)

  参加費:子ども 940円/高大生 1,460円/一般 2,220円

  定員:各部30名ずつ(要申込・先着順)


5.子ども向け体験講座Ⅱ

「プロの陶芸家の仕事場を訪ねてⅡ...器をつくろう!」 

  11月29日(日) 午前10時~午後3時

  講師:澤 鳳山親子(陶芸家)

  参加費:子ども 1,000円/高大生 1,520円/一般 2,280円

  定員:20名ずつ(要申込・先着順)


お申し込み方法

(電話・ファックス・E-mail・ハガキでの受付を行っております)

お名前、ご住所、ファックス番号、受講したい講座名・講座日を
ご記入の上、ご応募ください。

電話番号:0748-83-0909

ファックス:0748-83-1193

E-mail:

2、3の一般向け講座は kohza2009@sccp.jp


4、5の子ども向け講座は t-oubo@sccp.jp  にてご応募ください。

 





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