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展覧会情報 >> 『わくわくミュージアム-ちょっと不思議で楽しい"やきもの"」平成22年6月26日(土)~9月10日(金)まで開催しました。

『わくわくミュージアム-ちょっと不思議で楽しい"やきもの"」平成22年6月26日(土)~9月10日(金)まで開催しました。

滋賀県立陶芸の森開設20周年記念
特別企画展
『わくわくミュージアム-ちょっと不思議で楽しい"やきもの"」


 みなさんは「やきもの」と聞いて、何を連想されるでしょうか。食卓で使っている食器(碗・皿・鉢)や茶器(急須・湯呑)、また酒器(徳利・盃)や花器など。思い返してみると、私たちは実に多くの「やきもの」に囲まれて、生活していることに気付きます。また、手触りやかたち、色や模様など種類も豊富です。それは「やきもの」が、《さわって感じる》《みて楽しむ》ことができる、双方の性格を備えているためともいえるでしょう。
  近代化のなかで芽生えた、つくり手の芸術への意識の高まりは、「やきもの」に大きな転機をもたらしました。そして、絵画や彫刻のように《みて感じる》、芸術品としての「やきもの」が制作されるようになります。実用を超え、自由な表現が可能になった「やきもの」は、その後も現代美術の動向と連動しながら、今日まで多彩な展開をみせてきました。
 つくり手のテーマは、社会的メッセージから個人的な事象まで幅広く、表現の方法もさまざまです。この展覧会では、親しみやすい人物や動物、身近なうつわなどを題材にした、ちょっと不思議で楽しい「やきもの」を紹介します。また、これまで陶芸の森では実現できなかった《さわって感じる》展示も試みます。「やきもの」にふれてその魅力を発見してみませんか?



会 期:平成22年6月26日(土)~9月10日(金)
〔開館時間〕午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで)


休館日:毎週月曜日-7月19日(祝)は開館、翌20日(火)は休館


会 場 :滋賀県立陶芸の森 陶芸館展示室1・2


作品点数 :96件


主 催:滋賀県立陶芸の森 中日新聞社


後 援:滋賀県教育委員会 甲賀市 NHK大津放送局 BBCびわ湖放送


観覧料:一般 450円(360円) 高大生300円(200円)
中学生以下無料 ( )内は20人以上の団体料金






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展示内容


セクションⅠ ゆかいなティーポットたち

お茶の時間を大切にする欧米の人々にとって、《ティ-ポット》は最も親しみのある「やきもの(うつわ)」のひとつです。その《ティ-ポット》に、1980年代後半から新しい展開がみられるようになりました。芸術の題材(モチーフ)として、《ティ-ポット》が注目されるようになったのです。その結果、つくり手のメッセージや遊び心を表現した《ティ-ポット》作品が、欧米などを中心に制作されるようになりました。このセクションでは、私たちを楽しませてくれる、ゆかいな《ティ-ポット》たちを紹介します。



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「1人分のティーポット(緑色のガーゴイル)」1991(平成3)年
フィリップ・マーベリー(アメリカ)
滋賀県立陶芸の森所蔵


セクションⅡ ユニークな動物たちが大集合!

私たち人間にとって、《動物》はかけがえのない存在です。ペットや家畜、また物語の主人公や神様として、私たちの生活文化に深く息づいてきました。「やきもの」のなかにも、古くからいろんな《動物》が登場しています。愛情や畏れなど《動物》に抱く感情とイメージの広がりは、つくり手の想像力を刺激する格好の題材(モチーフ)といえるでしょう。現代においても、世界のつくり手が独自の動物表現に挑んでいます。このセクションでは、つくり手のメッセージが込められたユニークな《動物》作品を紹介します。



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「古い鳥」「ワニ」ともに1997(平成9)年
ヘンリック・アッレルト(スウェーデン)
滋賀県立陶芸の森所蔵


セクションⅢ おもしろくって、びっくりなやきもの

「やきもの」の成形技術のひとつに、泥状にした土を石膏型に流し込む「鋳込み」という手法があります。1970年代には主に製陶工場で用いられたこうした手法が、つくり手たちに注目されるようになりました。大量消費社会を表現したポップ・アートが広がりをみせるなか、「鋳込み」や「転写」など商業製品の技術が、作品制作に活かされるようになります。また、既製品や廃品を組み合わせた手法も用いられるようになりました。このセクションではそうした作品を中心に、おもしろくって、びっくりなやきものを紹介します。



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「レッド キッド」1982(昭和57)年
佐藤 敏
滋賀県立陶芸の森所蔵


セクション Ⅳ 何かを語りかける人物たち

時代や地域を超えて《人物》は、さまざまな方法で表現されてきました。「やきもの」においても、土偶や埴輪にはじまり、現代も多くのつくり手が《人物》を題材(モチーフ)として制作しています。とくに戦後に芽生えたうつわにとらわれない自由な発想は、「やきもの」の《人物》表現にも大きな影響を及ぼしました。社会的なメッセージをもつ作品や、秘めた想いを語りかけるものなど多様な作風がみられます。このセクションでは、つくり手の背景や個性を反映しながら、幅広い展開をみせてきた《人物》作品を紹介します。



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「琵琶湖」1997(平成9)年
李基柱
滋賀県立陶芸の森所蔵


セクション Ⅴ さわって、鑑賞してみよう!

ツルツル、ザラザラ、デコボコ...、「やきもの」を《さわって感じる》さまざまな肌合いや質感。それは「やきもの」の、大きな魅力のひとつといえるでしょう。土器・陶器・磁器といった材質や焼成(焼き具合)、釉薬や絵付けなど制作技術は、手にふれ肌で感じることで、理解を深めることができます。このセクションでは、特別にさわって鑑賞できる作品を紹介しています。手をきれいにして、そっと優しく作品にふれてみましょう。《さわって感じる》ことで広がる、新しい「やきもの」の世界をどうぞお楽しみください。

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「未来のための考古学Ⅱ」2005(平成17)年
マルガリータ・デップ(スイス)
滋賀県立陶芸の森所蔵




関連企画

(1)ギャラリートーク(担当学芸員による展示解説)
〔日 時〕平成22年7月18日(日)、8月15日(日)、9月5日(日)
各日程とも午後1時30分から(1時間程度)

(2)子ども向け体験講座 (事前申込制・先着順)
1.「プロの陶芸家の仕事場を訪ねて...たぬきをつくろう!」
〔日 時〕平成22年7月18日(日) 午前10時~午後3時
〔会 場〕信楽町内および信楽産業展示館 創作室〔定 員〕25人
〔講 師〕石山哲也氏(陶芸家)
〔協 力〕滋賀県レイカディア大学生
〔参加費〕(子ども)500円 (高大生)500円 (大人)1,400円


2.「粘土にフロッタージュして、ちょと楽しいカップや器をつくろう!」
〔日 時〕平成22年7月19日(月・祝)
午前の部/10時~12時30分
午後の部/1時30分~4時
〔会 場〕信楽産業展示館 創作室 〔定 員〕午前と午後の部とも各30人
〔講 師〕渡部味和子氏(陶芸家)
〔参加費〕(子ども)1,000円 (高大生)1,250円 (大人)1,960円


3.「カラフルな上絵の転写紙をつかって、皿をデザインしよう!」
〔日 時〕平成22年8月7日(土)
午前の部/10時~12時30分
午後の部/1時30分~4時
〔会 場〕信楽産業展示館 創作室 〔定 員〕午前と午後の部とも各30人
〔講 師〕安藤久仁子氏(陶芸家)
〔参加費〕(子ども) 620円 (高校生)620円 (大学生)870円
(大 人)2,280円


4.「カラフルな上絵の転写紙をつかって、マグカップをデザインしよう!」
〔日 時〕平成22年8月8日(日)
午前の部/10時~12時30分
午後の部/1時30分~4時
〔会 場〕信楽産業展示館 創作室 〔定 員〕午前と午後の部とも各30人
〔講 師〕田中南央氏(陶芸家)
〔参加費〕(子ども) 620円 (高大生)870円 (大人)2,280円

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