【アーティスト・トーク&オープン・スタジオ】坂本紬野子
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期間:2025年02月12日(水)13:30~15:00
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場所:創作研修館 視聴覚室・スタジオ
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登壇:坂本紬野子
陶芸の森では信楽での滞在制作を希望する陶芸家を国内外から募集し、アーティスト・イン・レジデンス事業を行っています。今回は長崎を拠点に活動するアーティスト、彫刻家の坂本紬野子さんのトークとスタジオの公開を行います。
13:30~ アーティスト・トーク 14:30~ スタジオ・ツアー
※言語:日本語と英語
※参加費無料、予約不要、途中退出可
坂本紬野子(Sakamoto Chinoko) アーティスト、彫刻家。1992年生まれ、長崎県出身。ロンドン芸術大学キャンバーウェル・カレッジ・オブ・アーツで彫刻を学ぶ傍ら、陶芸と出会い制作を始める。大学卒業後、英国での制作・発表を経て、2018年に帰国。現在は長崎を拠点に活動。
手捻りによる有機的なフォルムと、自ら調合する化粧土や釉薬の柔らかな色合いが特徴の彼女の陶彫は、反復しながら垂直に伸びるフォルム、土台と装飾の関係など、柱や建物に見られる構造を用いている。イギリスと日本での日常生活の中で観察してきた様々な形、質感、色彩を粘土での表現に変換するプロセスの核には、常に彫刻や建築に関わる空間体験への作家の強い関心がある。これまでの主な個展に「Detachment」(白紙 Hakushi、東京、2024年)、「いま初めて見る」(IDEE SHOP 自由が丘 Gallery and Books、東京、2020年)など、主なグループ展に「Exhibition Giri Giri”, Vague Teruhiro Yanagihara Studio (directed by Aato)」(アルル/フランス、2022年)ほか。