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陶芸館・新収蔵品の逸品展

2019年03月12日(火)~ 2019年04月14日(日)
  • 期間:
    2019年03月12日(火) - 2019年04月14日(日)
  • 場所:
    滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー

 滋賀県立陶芸の森陶芸館は、「日本の現代陶芸」「海外の現代陶芸」「滋賀ゆかりの陶芸」「クラフトと陶磁デザイン」という収集方針をもとに、作品収集を行っています。陶芸の森の収集作品は、平成29年度・30年度には、新たに145点を収蔵しました。

 新収蔵となった古陶磁作品は、湖東焼を代表的する絵付師、鳴鳳による「色絵金銀彩葵神事図鉢」や、江戸時代後期に制作された粟津焼「交趾釉手付扇形皿」があります。そのほか、水口焼、姥餅焼、信楽焼などの近世、近代に遡る貴重な近江のやきものを加えることができました。そして、信楽の名工である上田直方(五代)の茶陶を中心とした名品の数々は、信楽焼の魅力を伝えてくれるものといえるでしょう。

 さらに現代陶芸では、中国古陶磁の釉薬研究が評価され人間国宝となった宇野宗甕(初代)、戦後の現代陶芸の草創期にかかわった宇野三吾や彫刻的なアプローチから土の造形に挑んだ辻晉堂、ドイツ現代陶芸の代表作家ベアーテ・クーン、カール・シャイト、ウルズラ・シャイトらの作品を寄付いただきました。

 そして2015年に開設25周年を記念しミシガン州にある美術館と共同開催を行った、公募展「マイヤー×信楽大賞」で金賞、銀賞を受賞した秋永邦洋、大石早矢香らの受賞作が、当館のコレクションに加わりました。また、陶芸の森内にある創作研修館でゲスト・アーティストとして滞在制作した作家たちの作品は、ヨーロッパ、アジア、日本、北米、南米など各地の現代の陶芸家たちの作品46点にのぼり、世界の陶芸の今を示してくれる作品群として、現代陶芸のコレクションをさらに充実させてくれることでしよう。

本展覧会では、これら平成29、30年度に新たに購入、寄付により収蔵した作品の中から逸品を選りすぐり、約20点を展示します。