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夏休み企画『子どもたちの土の造形ー本物との出会いからー』
2019年07月13日(土)~ 2019年08月25日(日)

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期間:2019年07月13日(土) - 2019年08月25日(日)
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場所:滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー
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主催:滋賀県立陶芸の森、世界にひとつの宝物づくり実行委員会
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協力:甲賀市立小原小学校、甲賀市立甲南第三小学校
ミシガン大学(University of Michigan) -
入館料:無料
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休館日:月曜日、ただし7月15日(月)と8月12日(月)は開館、翌日休館。
陶芸の森は、学校・文化ボランティア・陶芸家が連携して、やきものを軸とした「本物との出会いの場」づくりを進めています。現在活躍中の陶芸家が教室に出向く出張授業や来園制作、来園プログラムとして展覧会や穴窯などの見学を組み込んだ校外学習、そのほか休日に来園する親子連れのやきもの体験などを行っています。これらの「子どもやきもの交流事業」、「世界にひとつの宝物づくり事業」の、昨年の参加者はのべ11,000人を越えました。
当館のやきものプログラムにはさまざまなメニューがありますが、近年英語とやきものを結びつけた取り組みを始めています。5月初め、ミシガン大学芸術デザイン学部の学生14名が、アートとコミュニティのつながりを学ぶ研修のために、この信楽を訪れ、3週間余り滞在しました。それによりこの学生らと小原小学校の5、6年生、そして甲南第三小学校4、5、6年生が、アメリカの学生と1対1でコミュニケーションをとりながらひとつの作品を作り上げるプログラムが生まれました。子どもたちは、やきものの粘土のやわらかさやどんな形にも変化する不思議を楽しみながら、パートナーとなったアメリカの学生たちとともに、ジェスチャーを交えたコミュニケーションを重ねながら作品を完成させました。
本展では、子どもたちとミシガン大学の学生たちによる協同制作時の写真などを展示し、やきもの、アートを通じた言葉を越えたコミュニケーションの楽しさあふれる協同作品約40点を紹介します。
