終了しました

陶芸館・新収蔵の逸品展

2023年03月11日(土)~ 2023年04月23日(日)
  • 期間:
    2023年03月11日(土) - 2023年04月23日(日)
  • 場所:
    滋賀県立陶芸の森 陶芸館ギャラリー
  • 入場料:
    無料

 滋賀県立陶芸の森陶芸館は、やきもの文化の伝統を踏まえつつ、未来を見据えた国際性や現代性をそなえた美術館を目指しています。日本・海外の現代陶芸と滋賀ゆかりの陶芸、そしてクラフトと陶磁デザインを収集方針の柱にコレクションの充実に努めてきました。この展覧会では、2021年度の収蔵作品から選りすぐりの逸品を取り上げました。
 京都で割烹食器を手掛ける窯元に生まれた川尻潤が、不完全の美に挑戦した大型作品。世界各地のレジデンスで制作活動を展開している、今野朋子の生命感豊かな大作を紹介します。
  当館のアーティスト・イン・レジデンス(滞在型制作)制作での、国内外のアーティストとの出会いと交流をとおして、二人は様々な実験的な制作に取り組んできました。自身の工房では叶わない高さ2メートルもある大型ガス窯での大型作品の焼成はそのひとつ。

     “ さらにもうひとつ、その先の高みを目指す” 

 本展で紹介する二人の新たな挑戦がこれらの作品の背景にあります。

 

※転写禁止

今野朋子
《Life bowl》2019年
陶芸の森創作研修館にて制作

 

※転写禁止

川尻潤
《こわれていてもかがやきながらここにいます》2021年
陶芸の森創作研修館にて制作