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滋賀県立陶芸の森開設35周年記念 特別展 「民藝から関係へーコミュニティデザインの視点からー」
2025年07月19日(土)~ 2025年09月28日(日)

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期間:2025年07月19日(土) - 2025年09月28日(日)
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場所:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
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主催:滋賀県立陶芸の森
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入場料:一般900円(720円)/大学生720円(570円)/高校生以下無料※( )内は20人以上の団体料金
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ギャラリートーク:7月27日(日)・8月24日(日)・9月21日(日)※各日とも13:30~
民藝の中心メンバーである河井寬次郎は、晩年において民藝の思想を基盤にしつつ、新しい表現を切開きました。一方、彼の窯があった京都市・五条坂辺りでは、八木一夫を中心に結成された「走泥社」に象徴される前衛陶芸の動きがありました。
そして、民藝や走泥社を見て育った次世代の陶芸家たちは、影響や反発などの関係性があったと指摘しています。また、近年では地域・人との関わりを通じたアート・プロジェクトの活動が際立ち、やきものを軸とした表現はさまざまな広がりを見せてきています。
本展では、100年過ぎた今なお注目されている「民藝」、戦後のオブジェ焼などの前衛陶芸、そして昨今の新たな「関係性」を生み出す陶芸など、近現代陶芸の動きを、コミュニティデザインの視点から改めて見つめ直します。
【展示構成】
序章 信楽と民藝 〜信楽の風土に育まれた手仕事
1章 民藝と河井寬次郎
2章 前衛陶芸-四耕会、辻晉堂、走泥社
3章 参加-時と場所
4章 関係−コミュニティ・セラミック

河井寬次郎「白地草花図扁壺」1939 当館蔵

「サイネンショー」2013 個人蔵