『古琵琶湖紫香楽陶御籤』の販売について
滋賀県立陶芸の森において、信楽陶器工業協同組合青年部(以下工組青年部)が制作した『古琵琶湖紫香楽陶御籤』を11月9日(土)から、
陶芸館ミュージアムショップ「6SENSES」にて、販売いたします。
陶御籤は、工組青年部のメンバーが、琵琶湖のルーツにも関わる300万年前の古琵琶湖層の貴重な原土を採取し、杯を制作。それらを
このために築いた信楽の伝統的な薪窯で焼成しました。
石英や長石といった鉱物が豊富に含まれた古琵琶湖層の信楽の白い土に、高温の炎によって緋色や碧色のビードロ釉の流れ、黒く焦げた
渋い肌合いなど、窯の中で千変万化の景色が生まれ、ひとつとして同じものがありません。
中身の見えない六角形の箱に入れ、24点が収まる専用の木製什器に入れて販売します。
杯の裏に御神籤(大吉…)が刻印されています。
■販売価格:1,000円
■販売開始:令和6(2024)年11月9日(土)から
■販売場所:滋賀県立陶芸の森 陶芸館ミュージアムショップ「6SENSES」
参考:信楽陶器工業協同組合青年部との関わりについて
昨年、工組青年部・滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場・滋賀県立陶芸の森の三者により、「穴窯プロジェクト」を立ち上げました。
穴窯プロジェクトとは、信楽の陶器製造に従事する若手の従業員やその子どもたち、試験場で陶芸技術を学ぶ研修生、陶芸の森の国内・海外レジ
デンス・アーティストたちが、原土採取から薪による穴窯焼成までを行い、相互の交流や伝統的な信楽焼の技術を次世代につなぐことを目指して始
まりました。この穴窯プロジェクトをきっかけに、工組青年部では、信楽の伝統や信楽焼の素晴らしさを多くの人々に知ってもらおうと、この企画
がスタートしました。
本年も11月9日から23日にかけて、滋賀県立陶芸の森内の穴窯により焼成を行います。
=令和6(2024)年度 穴窯プロジェクトのスケジュール=
11月 9日(土) 窯詰め
14日(木)~17日(日) 窯焚き
22日(金)~23日(日) 窯出し
【本件に関する問合わせ先】
公益財団法人滋賀県陶芸の森 佐々木・北原
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7 https://www.sccp.jp
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