
2019年度のアーティスト・イン・レジデンス研究会では、
「地域で活動しているレジデンスの成果を都市部で可視化すること。」をテーマに女子美術大学で開催します。
この機会に、できるだけ多くのレジデンス関係者に参加していただき、議論と交流を深めたいと考えます。皆様のご参加をお待ちしています。
11/29(日)〜30(土)
開催場所女子美術大学杉並キャンパス http://www.joshibi.ac.jp/access/suginami
〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8 Phone. 03-5340-4500(代表) 東京メトロ丸ノ内線 東高円寺駅下車 徒歩8分
※内容については変更になる場合がありますので、事前に陶芸の森のホームページにてご確認願います。
※ご来校の際には、2号館受付で名札をお受け取りください。
※都合により、会場が変更になる可能性があります。当日受付でご確認ください。
ケーススタデイ ● 1209教室
1)13:00 – 13:30 「(仮)ジェニファー・リーを迎えて」
スピーカー益子国際工芸交流事業/益子陶芸美術館
2)13:40 – 14:10 「Y-AIR フィンランドケース」
スピーカー村田達彦(遊工房アートスペース)
ゲストトーク ● 1209教室
14:30 – 16:00 「(仮)陶芸の森レジデンスを終えて」
スピーカーエリン・トゥルコール(陶芸家,陶芸の森レジデンスアーティスト)
| 2012 | プラットインスティテュート卒業(インダストリアルデザイン) |
|---|---|
| 2017 | アールト大学修士課程修了(プロダクト及び空間デザイン) |
| 2011 | Bo Reudler Studio、デザインインターン(アムステルダム、オランダ) |
| 2011-2012 | プラットインスティテュートで写真スタジオの技術者を務める(ニューヨーク、アメリカ) |
| 2012 | Demirden Design / Ilio、デザインインターン(トルコ、イスタンブール) |
| 2012-2015 | Müzz Design Studio, デザイナー、創設者(トルコ、イスタンブール) |
| 2014-2015 | アールト大学、研究アシスタント(ヘルシンキ、フィンランド) |
| 2017 | アールト大学、ティーチング・アシスタント(ヘルシンキ、フィンランド) |
| 2017- | フリーランス・デザイナー |
特別講演 ● 7201教室
16:20 – 17:50 「(仮)日本のアーティスト・イン・レジデンスとの協働」
スピーカーアンナ・マリア・ウィルヤネン(フィンランド文化センター,ディレクター)
アンナ・マリア・ウィルヤネン博士は、2018年1月に日本のフィンランド文化センターの所長に任命されました。ウィルヤネン博士は、2014年にヘルシンキ大学で美術史の博士論文を擁護、また政治学と経済学の修士号も取得しています。
ウィルヤネン博士は以前、フィンランドのヘルシンキでUPM Kymmene文化財団の事務局長を務めていました。 それ以前は、フィンランド国立美術館でさまざまな役職、例えば開発副部長やコミュニケーションマネージャーとして10年勤務していました。19世紀のヨーロッパのアーティストの植民地、ソーシャルネットワーク、女性アーティスト、アーティスト間のモビリティなどを研究テーマに据えています。
まとめ
18:00 意見交換 ● 滋賀県立陶芸の森 杉山道夫
(*18:30~ 懇親会 カフェテリアにて予定 会費制)
1209教室
テーマ各レジデンスの紹介、AIRの評価、課題の解決に向けた意見交換など
モデレーター菅野幸子(AIR Lab アーツ・プランナー/リサーチャー)
日沼禎子(女子美術大学教授)
スピーカー石澤依子(クリエイティブレジデンシー有田)
東海林慎太郎(NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT])
益子国際工芸交流事業/陶芸メッセ・益子
京都芸術センター
瀬戸市新世紀工芸館
滋賀県立陶芸の森
女子美術大学 工芸専攻 その他
2015年よりNPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]に参加、レジデンスプログラムを中心に担当。招聘するアーティストやキュレーターのリサーチサポートからパブリックイベントの企画運営に携わる。近年は東京都内のギャラリーで海外リレーションを担当。
活動セクターを越えて、国内外に向けたアーティストやシーンの紹介と接続を行う。
① ケーススタディ
10:00 – 10:30 「AITクリエイティブレジデンシー有田の試み」
② 研究会
10:40 – 各団体からの近況報告(成果、課題、その他情報等)
各15分程度×5団体 評価指標づくりなどについて
各アーティスト・イン・レジデンス機関の紹介
滋賀県立陶芸の森
The Shigaraki Ceramic Cultural Park
〒529-1804 滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188‐7 Phone. 0748-83-0909 Fax. 0748-83-1193 http://www.sccp.jp/
滋賀県立陶芸の森創作研修館では、1992年の開館以来世界53ヵ国から陶芸家延べ約1250人を受け入れ、この信楽の地で自由に作品を制作する機会を提供してきました。カリキュラムのようなものはありませんから、創作研修館という「創作の場」で各自それぞれが自身のメニューで制作していただくことができます。
常時、作風や国籍などの異なる10人前後の作家が制作しながら交流を深めることで、刺激的な制作環境を提供しています。
2015年度より、文化庁の補助事業として海外のレジデンス機関との交換プログラム及びレジデンスの運営に関する研究会を主宰しています。
益子国際工芸交流館/益子陶芸美術館
Mashiko Arts & Crafts Residence / Mashiko Museum of Ceramic Art
〒321-4217 栃木県芳賀郡益子町益子3021 Phone. 0285-72-7555 Fax. 0285-72-7600 http://www.mashiko-museum.jp/
「益子国際工芸交流事業」は、今からおよそ100年前、陶芸家・濱田庄司(1894-1978)がバーナード・リーチ(1887-1979)と共にイギリス南西部の港町セント・アイヴスへ渡り、窯を築いた歴史を背景に2014年5月に始まりました。益子町と国内外アーティストの交流促進や、益子の陶芸(工芸)文化の共有を目指し、国内外工芸作家を招聘・公募し、滞在制作・記念講演会・制作実演などの交流事業や教育普及プログラムを実施しています。
京都芸術センター
Kyoto Art Center
〒604-8156 京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 Phone. 075-213-1000 Fax. 075-213-1004 http://www.kac.or.jp
京都芸術センターは、多様な芸術に関する活動を支援し、芸術に関する情報を広く発信するとともに、芸術を通じた市民と芸術家等の交流を図ることを目的としています。具体的な事業として、展覧会、音楽、演劇、ダンス、伝統芸能などの舞台公演やさまざまなワークショップなどの事業のほか、制作や練習の場である「制作室」の提供、アーティスト・イン・レジデンスプログラムでの国内外の芸術家の支援などを実施しています。アーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、ビジュアル・アーツとパフォーミングアーツの分野を隔年で募集する公募プログラムのほか、世界各地のアートセンター等と連携したエクスチェンジプログラムなども実施しています。
瀬戸市新世紀工芸館
Seto Ceramics and Glass Art Center
〒489-0815 愛知県瀬戸市南仲之切町81-2
事務局(問い合わせ先) (公財)瀬戸市文化振興財団
〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113-3 Phone. 0561-84-1093 Fax. 0561-85-0415 http://www.seto-cul.jp/
瀬戸市新世紀工芸館では2000年より国内外の優れた陶芸・ガラス作家を招へいし、以来世界27ヶ国、67名の作家を受け入れてきました。招へい作家は、瀬戸市内に滞在しながら、作品制作をはじめ、スライドレクチャー、公開制作などに取組みます。
そのほか、瀬戸市民や瀬戸市および周辺地域で活動する作家等と関わる機会を提供することで、瀬戸、そこに住まう人々、歴史あるせとものの作風などを感じながら、作家が新たな作品を創造するサポートをしています。。
特定非営利活動法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
Arts Initiative Tokyo
〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町30-8 ツインビル代官山 B-403Tel. 03-5489-7277 Fax. 03-3780-0266 http://www.a-i-t.net/
AIT は、現代アートと視覚文化を考えるための場作りを目的として、2001年に設立したNPO団体です(2002年法人化)。
個人や企業、財団あるいは行政と連携しながら、現代アートの複雑さや多様さ、驚きや楽しみを伝え、それらの背景にある文化について話し合う場を、さまざまなプログラムをとおして創り出しています。
アーティスト・イン・レジデンスプログラムでは、国内外の芸術団体と協働を行い、幅広い芸術表現に加えて、教育や工芸、福祉などにも関心が高いアーティストを招聘しています。
クリエイティブ レジデンシー 有田
Creative Residency Arita
佐賀県窯業技術センター
〒844-0022 佐賀県西松浦郡有田町黒牟田丙3037-7Tel. 0955-43-2185 Fax. 0955-41-1003 http://www.scrl.gr.jp/
Creative Residency Arita は、佐賀県が取り組むアーティストインレジデンスプログラムです。この事業では、陶磁器制作を中心とした有田焼産地における滞在型創作活動を支援するため、地域住民との交流や窯元・職人とのマッチングによるコラボレーションの機会を創出することを目的としています。
主 催公益財団法人 滋賀県陶芸の森
女子美術大学 益子国際工芸交流事業/陶芸メッセ・益子 京都芸術センター 瀬戸市新世紀工芸館
助 成
平成30年度文化庁 2019年度 文化芸術振興費補助金(アーティスト・イン・レジデンス活動支援を通じた国際文化交流促進事業)
お問合せ
公益財団法人 滋賀県陶芸の森 創作研修課
Tel. 0748-83-0909 Fax. 0748-83-1193 → 問合せフォーム