今年度も昨年に引き続いて陶芸の森では、「陶芸をテーマとする各国のレジデンスのグローバルなネットワーク化」を目標に文化庁の補助を受け、「滋賀県立陶芸の森アーティスト・イン・レジデンス国際文化交流促進事業2017」を実施します。
10人の国内外の作家を招へいするほか、海外のレジデンス実施団体3団体、具体的には、クラフトスクールUS(Haystack Mountain School of Craft及びPenland Scool of Crafts)(アメリカ)、EKWCヨーロッパ・セラミック・アート・センター(オランダ)と台湾国立台南芸術大学(台湾)、との間で陶芸家の相互派遣を主にした交換プログラムを実施します。
この事業をとおして、日本人の陶芸家に海外での制作を経験してもらうことで、相互交流、相互理解を促進させるきっかけとしようと考えています。
また、日本国内のレジデンス実施団体とは、レジデンスの運営等の課題に対しての研究会を開催し、レジデンスの運営への共通理解を深めたいと考えています。
これらの事業を通して、国内、海外のレジデンス実施団体とのネットワークの強化につなげていきます。