陶芸の森 管理情報
施設概要
滋賀県立陶芸の森は、やきものを素材に創造・研修・展示など多様な機能を持つ公園として、また、人・物・情報の交流をとおして地域産業の振興や新しい文化創造の場とするとともに、滋賀から世界へ情報を発信することを目的に整備され、平成2年6月に竣工、開設されました。
管理運営
公益財団法人 滋賀県陶芸の森
設立
平成2年4月1日
事業
県民の陶芸に対する理解と親しみを深め、広く陶芸に関する交流の場とするために必要な事業を行うほか、滋賀県立陶芸の森の管理運営を行うことにより、県の陶器産業の振興と文化の向上に寄与することを目的に以下の事業をおこなっています。
1.県民に親しまれる施設運営に関する事業
- 公園機能の充実
- 施設開放
2.文化の向上と交流に関する事業
- 展覧会開催事業
- 創作事業(アーティスト・イン・レジデンス事業)
3.産業の振興に関する事業
- 県内陶器産業の振興
- 地域の観光拠点としての集客促進事業
4.企画事業 ・ミュージアムショップの運営
5.その他この法人の目的を達成するために必要な事業
基本財産 基本財産:三千万円
うち滋賀県出捐:二千五百万円
うち甲賀市出捐(旧信楽町):五百万円
沿革と記録
昭和60年(1985年) 4月 | 陶芸の森設置の検討(商工労働部商工課経済対策係) |
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昭和61年(1986年) 3月 | 滋賀県立陶芸の森整備基金条例の公布(基金10億円) |
平成元年(1989年) 3月 | 建築工事着手 |
同年7月 | 公園工事着手 |
平成2年(1990年)4月 | 財団法人 滋賀県陶芸の森設立 |
同年6月竣工・開設 | プレ世界陶芸祭開催(6月2日~6日) |
平成3年(1991年)4月 | 世界陶芸祭開催(4月20日開幕) |
同年5月 | 世界陶芸祭中止(5月15日閉場) |
同年7月 | 平常業務再開(7月20日) |
平成4年(1992年)7月 | 創作研修館でのアーティスト・イン・レジデンス事業開始 |
平成7年(1995年) 10月 | 開設5周年記念シンポジウム 「今日のうつわを考える-用と美の対立を超えて」開催 |
平成11年(1999年) 6月 | オランダのフェンロ市立美術館で初めて海外での陶芸の森のコレクション 「日本の現代陶芸―前衛の動向―」展を開催 |
平成13年(2001年) 10月 | 開設10周年記念イベント鼎談「土と炎と創作と-21世紀の陶芸を見すえて-」開催(10月7日) 10周年記念展として陶芸館で特別展「大信楽焼展-焼締めの美への憧れとその軌跡」を開催 |
平成14年(2002年) 1月 | 陶芸館入館者数が60万人を記録 創作研修館でのアーティスト・イン・レジデンス事業での受け入れ者の延べ人数が500人を超える 信楽産業展示館への入館者数が100万人を記録 |
平成16年(2004年) 10月 | 所在地の信楽町を含む近隣5町が合併し、甲賀市となる 文部科学省「子どもの居場所づくり」キャンペーン事業「本物と出合う―森・もり!やきもの大作戦」開始 |
平成17年(2005年) 3月 | 中世穴窯/金山遺跡の再現事業で「金山再現窯」完成 |
平成18年(2006年) 4月 | 指定管理者制度に基づき、財団法人滋賀県陶芸の森が滋賀県立陶芸の森の指定管理者となる |
同年6月 | 創立15周年記念特別企画展「信楽を訪れた594人の陶芸家たち展」を開催 |
平成19年(2007年) | 陶芸の森企画巡回展「魅せられる…今、注目される日本の陶芸」開催 以後国内2会場終了後、フランス、アメリカにて開催 |
同年7月 | 『近江やきものがたり』京都新聞出版センターより出版 |
同年11月 | 天皇皇后両陛下(上皇明仁、上皇后美智子両陛下)を御迎えする |
平成22年(2010年) | 開設20周年記念特別展「しがらきやき―直方の茶陶 春斎の壺―」を開催 開設20周年記念シンポジウム「芸術・産業・観光から 活力あるしがらきの未来を考える―やきものが信楽を創造する―」を開催 創作研修館でのアーティスト・イン・レジデンス事業での受け入れ者の延べ人数が800人を超える |
平成24年(2012年) 4月 | 公益法人制度改革により公益財団法人滋賀県陶芸の森に移行 |
平成25年(2013年) | 陶芸館累計入館者数が100万人達成 |
平成27年(2015年) 10月 | 開設25周年事業として、「25周年記念事業-国際陶芸ワークショップ・シンポジウム アーティスト・イン・レジデンスを視点として「信楽から世界を見る 世界から信楽を見る」を開催 特別展「北欧スウェーデンの動物のやきもの リサ・ラーソン」展等を開催 フレデリック・マイヤーガーデンズ&スカルプチュアパーク(アメリカ、ミシガン州)との共同の公募展「伝統と革新-日本陶芸の今」をアメリカにて開催 創作研修館でのアーティスト・イン・レジデンス事業での受け入れ者の延べ人数が1,000人を超える |
平成28年(2016年) 10月 | 国際シンポジウム 関西アーティスト・イン・レジデンスin 信楽「アーティスト・イン・レジデンスの可能性とその評価」を開催 文化庁補助事業として、海外のレジデンス機関への陶芸家の派遣をはじめる |
平成29年(2017年) | 陶芸館累計入館者数が120万人達成 つちっこプログラム累計参加者数が10万人達成 信楽長野地区の商店街の中に陶芸の森地域連携拠点として「FUJIKI」をオープン |
平成30年(2018年) | 信楽産業展示館累計入館者数が240万人達成 |
平成31年(2019年) 3月 | 陶芸の森ホームページをリニューアル |